ダブルスにおいて前衛のポジションにつくと、
ポーチに出てポイントを取るという事!
それは分かっているけど
全体的に何となく他にやる事が少ないと感じている人、
多いのではないでしょうか。
今回はそんな人の為に、前衛が行うプレッシャー術
これをいくつか解説するよ!
ちなみに、これから解説するプレッシャー術、
僕は大得意!
これらを使って何ポイント量産しただろうか。
これらのプレッシャー術を使ったからこそ、
こちらがボールを打たずとも相手にミスをさせて
ポイントを取って勝てた試合がいくつもあったね。
それだけ実は重要な戦術の一つなんだよね、
プレッシャー術はね!
まず前衛がやらなきゃならない役割の確認
まず確認をしておく!
ダブルスで前衛がやらなきゃならない役割というのは
攻めることで言うなれば
✅ポーチでポイントを取る!
守ることで言うなれば
✅ストレートアタックをしっかり返す
✅ストレートロブをしっかり返す
これらかなと思う。
ただこれらの他に、重要な役割がある事を知らない人が、
実は結構多いんだよね!
それが今回のテーマである通り。。。
プレッシャー術!
これなんだよね。
前衛がやる重要な役割『相手にプレッシャーをかける』
前衛のポジションになった時、
相手にプレッシャーをかけるという役割は
実はポーチに出てポイントを取るのと
同じくらい重要だと僕は考える。
プレッシャーをかければ、相手はミスしたりして
こちらがポイントを取れたりする。
ポーチに出てポイントを取るのと変わらない
1ポイントがゲット出来るのだ。
だから重要!
ちなみに相手にも前衛と後衛がいるが、
どちらにプレッシャーをかけるか。。。
基本的にはどちらもかける!って感じではあるけどね。
でもメインは。。。
相手後衛!
要は相手が雁行陣であれば、後衛ストローカー。
相手が平行陣だったら、後衛ボレーヤー。
ダブルスは、後衛がラリー展開を作るので
その主軸である後衛に向かって
プレッシャーかけてミスさせないと、
あんま意味ないからね。
このあと紹介するプレッシャー術は、
ほとんど後衛に対する方法。
相手前衛は1つだけかな。
動かないと相手の視覚上、存在しなくなる
あくまで学術的に自分で調べてないから、確証ではないけど
何回かテレビでやっていたから、一応話しておく。
人間の身体上。。。
動かない物体に対しては視界に映らないらしい!
ん~映らないってのは言い過ぎかもしれない。
眼には映ってはいるが、意識が向かないという事かもしれない。
まぁ~映ってなかろうが、意識が向いてなかろうが
どちらも一緒!
要は。。。
動かないと、相手は全く気にしてくれないということ!
これってテニスに置き換えると、
気にしてくれない=プレッシャーがかかってない
という事になるよね。
前衛である自分の存在が
相手後衛に対してプレッシャーがかかってない、
全く気になってなかったら、どうなるのか。。。
それは相手後衛からしたら、敵のコートが凄く広く感じて
リターンやストロークラリーやボレストがしやすい!
故に、リラックスしてミスなく打ち返せる。
そうなると、こちらにポイントが入りづらくなって、
こちらが負ける確率も上がる。
って感じになっちゃうよね。
だから前衛は、とりあえず動いて動いて
相手に認識をさせてプレッシャーを与えて
視覚上、コートの範囲を狭くしたり、
ショットのコースを迷わせてミスを誘った方が
良いんだよね。
具体的なプレッシャー術 5選
結論から言うと、前衛が相手にプレッシャー仕掛ける方法は
大体5つある。。。
✅ストレート側に寄ってからポーチ
✅ポーチに出るフリしてストレートケア
✅前に詰めるだけ
✅前へ詰めるフリしてロブ待ち
✅ポーチに出る動作によって、相手前衛の足を止める
これらを説明していくね。
ストレート側に寄ってからポーチ
このストレート側に寄ってからポーチ。。。
これくらいは初歩の初歩!
誰でも思いつく。。。
相手後衛が打つ前に、
『自分はストレート守っててポーチには出る気ないぞ』
って思わせておいて、実はポーチに出るっていう流れ。
プレッシャーというより、フェイントと言っても良いかもね。
ただ自分は動くワケだから、
相手からしてみたら意識するし、
意識するって事は、少なからずプレッシャーは感じる。
なので良いとは思う!
ただ、わりと定番中の定番だから、結構バレやすいw
まぁでも何も動かないって事よりか全然良いよね👍
ポーチに出るフリしてストレートケア
これは、さっき書いた方法の逆パターン。
文字通りポーチに出るアクションをし、ストレートを開けて、
相手後衛にプレッシャーと迷いを生じさせるという方法だね。
ストレートを打つという事は、思っている以上に難しい。
相手前衛に待ち構えられて強打されたら劣勢になるし、
相手前衛を抜く為には、狭いスペースへ切り返して
ストレートへ打たないとならない。
そのような理由で当然相手後衛にはプレッシャーがかかるよね。
これも有効なプレッシャー術。
前に詰めるだけ
これが意外に知られてないプレッシャー術!
しかもリスクは、そんなに無く、尚且つ簡単!
前にガッと出て、ネットにドン詰めする!
これだけ!
え!?これだけ?って思うかもしれない。
けどこれだけでも、相手からしてみたら、
遠近法により、急に前衛が大きく見えるようになる!
そして動くから視界に絶対入るだろうしね。
しかも相手からしてみたら
「あの前衛、ポーチに出てくるんじゃね?」
って、こちらが前だけ出てポーチには出る気が無いのに、
相手は無駄な予想も立てるから余計に意識が分散してしまう。
そんなメカニズムなんよ!
だから、これだけでプレッシャーがかかりやすくなるんよ。
そしてそのプレッシャーがコントロールミスをして
ネットしたり、サイドアウトしたり、バックアウトしたり。。。
たった前に詰めるだけで、簡単に相手がプレッシャーを感じちゃうなんて
楽だよね!
しかもこれは自分が小柄でも、全然問題ない!
誰でも基本ベースとなる身体の大きさは、
最初会った時に無意識に測っているから
前に詰める時、その計測値から、
少しでも大きくなったと感じれば
プレッシャーになるんだよね。
前へ詰めるフリしてロブ待ち
これは前述した『前へ詰める』というプレッシャー術が
相手後衛にハマった後に行うプレッシャー術。
前へドン詰めするだけのプレッシャー術が
何となく相手が気にしているなぁ~って感じ取れたら
次に相手が打ってくる打球というのは
✅ストレートロブ
✅クロスロブ
✅ワイドへ直線的なボール
大体このどれかかなと思う。
これら3つのショットはポーチを警戒したショットになる。
ちなみに、この3つの内、相手後衛が何を打つのかは、
こちらで操作出来ないので、その辺は運任せ。
まぁ~クロスロブをチョイスされたら、
とりあえずこのターンでは相手が上手ではある。
こちらの狙いは、相手後衛がストレートロブを選択して
前衛を躱そうとする時!
この時に『前に詰めるフリをして実は前に出ない』
というフェイントをかければ、
相手後衛はプレッシャーとなって
相手後衛が打つストレートロブが甘くなる、
もしくはストレートロブがアウトしたりする確率が上がる。
ロブが甘くなれば、こちらはスマッシュやハイボレーで
強打出来る可能性が高くなる。
アウトになれば、それはそれが一番良いよね。
そんなこんな前述のプレッシャー術と合わせて
活用すると効果的な方法だよね。
ポーチに出る動作によって、相手前衛の足を止める
このプレッシャー術は、相手前衛に対して特化した方法。
まぁ~今まで書いてきた方法でも効果はあるのだが、
要するに、こちらがポーチに出る動作をする事で、
相手前衛にプレッシャーをかけるというモノ。。。
こちらがポーチに出る動作をすれば、
相手はその動作に対してグッと構えを低くしてポーチに備える!
そうすると仮にこちらがポーチを打たなかった、
もしくはポーチを打てなかった場合、
そのポーチに備えてた相手前衛はグッと腰を落としてたから
相手前衛はポーチに出るタイミングが一瞬遅れる。
その一瞬の遅れで、それでも強引に出ればミスする確率は上がる。
仮に相手が強引に出なかったとしても、
それで1回は相手のポーチを回避することが出来る。
そういう観点から、この方法は役に立つんだよね。
プレッシャー術は、その後の試合展開に影響する
プレッシャー術には限らない事だけど、
ゲームや試合というのは、展開というモノがあって
ゲームが進めば進むほど、物語が濃くなると思っていた方が良い。
物語というからにはシナリオが存在しており、
こういう結果の過程には、こういう伏線があり、
さっきのポイントで、こういう伏線があったから、
結果このポイントは取れて、さっきの伏線回収が出来たんだよね。
って感じ。
経験が浅い人ほど、そのポイントで起こった事は、
そのポイントだけで完結してしまい、
次のポイントで活かせてない人が多い。
これらのプレッシャー術も、
そのポイントのみで効果を発揮する事が出来るが、
仮にそのポイントのみで効果を発揮しなくても
その十数ポイント先のラリーの時に役立つ時がある。
もしくは、その未来の時の為に、
今このラリーの最中にプレッシャー術を使う時だってある。
プレッシャー術に限らない事だけど、
仕掛けは多角的に、時間軸を超えて、
活用するのが大事であるよね。
まとめ
ざっくりまとめると。。。
【前衛がやらなきゃならない役割】
◀攻める時▶
✅ポーチでポイントを取る!
✅プレッシャーをかける!
◀守る時▶
✅ストレートアタックをしっかり返す
✅ストレートロブをしっかり返す
【プレッシャーをかける相手は?】
✅相手前衛後衛どちらもだけど、基本的には相手後衛!
【動かないと相手の視覚上、存在しない】
✅動かないと相手は全く気にしてくれない
✅気にしてくれない=プレッシャーがかかってない
【プレッシャー術5選】
✅ストレート側に寄ってからポーチ
✅ポーチに出るフリしてストレートケア
✅前に詰めるだけ
✅前へ詰めるフリしてロブ待ち
✅ポーチに出る動作によって、相手前衛の足を止める
【プレッシャー術はその後の試合展開にも影響する】
✅プレッシャー術は単発で効果を発揮する事も出来る
✅だが将来のポイントの為に伏線としてやっておくのが良い!
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