今までで延べ2000人超の生徒さんにアドバイスしてきました。
どうも出張プライベートテニスコーチなごむです。
ストロークでスピンを掛けたい人、多いよね。
スピンが打てるようになると色んな場面で役立つからね。
でも掛けられなくて悩んでいる人、結構いる!
僕が今まで見てきた生徒さんもスピン掛けれずに悩んでる人多かったよ。
そんなワケで今回は、そんな僕が。。。
✅スピンを掛けるストロークの打ち方
✅その打ち方の細かいポイント
✅どういった場面でスピンを活用するか
✅スピンの練習方法
この辺を解説するぜ!
ちなみにスピン掛けれずに悩んでた生徒さんは
僕のレッスンとアドバイスで
ほとんどスピンを掛けれるコツを掴んでたよ👍
あ~あと今回の解説は、タイトルにもある通り、
下から上に擦り上げるスピンのストロークの打ち方の解説。
もう一つのスピン。。。ドライブとも言うけど、
その掛け方は、また今度!
ちなみにスピンとドライブの違いが分からない人は
解説書いてあるから、まずこっちから見てみて把握してね。
スピンを掛けるストロークの打ち方のポイントは5つ
まず結論からサクっと言ってしまうと。。。
スピンを掛けるストロークの打ち方は、
✅グリップの高さよりヘッドの位置を低くする
✅打点は低く
✅スイング軌道は下から上に振り上げる
✅ボールは擦り上げるように薄く当てる
✅打点は通常より身体に近め
ざっくり挙げると、このポイント5つ!
まずこれを覚えよう!
このあと順に説明するぞぉ!
このポイント5つが全部出来るとスピンは打てる
さっき挙げたポイント5つ。。。
この5つが出来るとスピンが打てるようになる。
ちなみに前にアップしたストロークをクロスに打つ為のポイントは
6つあって、それはその内のどれか一つ当てはまれば打てるって内容だった。
けど今回は、この5つが出来ないとスピンは成立しないんだよね。
とは言っても、
✅通常の打点より身体に近め
に関しては、絶対的な要素でもないけどね。
でも、これも出来ればよりスピンは掛けやすくなるって感じだな。
グリップの高さよりヘッドの位置を低くする
これが一番重要!
これが出来ないと他が出来てもスピンが掛からない!
✅まずテイクバックの時にグリップの高さよりヘッドの位置を低くする。
これは絶対条件!
あとは打点の位置にもよるけど、
✅インパクトの時もグリップの高さよりヘッドの位置を低くする。
これも大事!
要はスピンをかける為にボールを擦り上げなきゃならない。
だからラケットヘッドを下げないと、物理的に擦り上げられないんだよね。
たまにラケット全体で下から上にボールを擦ろうとする人いるけど
それだとさすがに擦れないよね。
そして自分が思っている以上に極端にラケットヘッドを落とす事が大事!
スピンが打てない人は、特にそれを極端に意識しないと
ヘッドが落ちないんだよね。
打点を低くすると下から上に擦れてスピンがかかる!
次にコレ!これも重要と言えば重要!
下から上に擦るわけだから当然打点は低い所で擦り上げた方が
スピン量は多くかかるよね。
逆に想像してみたら簡単に分かると思うけど、
高い打点で下から上に擦り上げるって、
物理的に、肉体的に、難しいよねw
ちなみに、もし高い打点で打つなら、
スピンじゃなくてドライブで打った方が良い!
打点は低い方が擦り上げられる長さが長くなるから
スピン量も多くかかるんだよ!
ってな感じだから、打点は低い位置で打つってのがポイントね♪
スイング軌道は下から上に振り上げる
これも何度も他のポイントの説明で出てるから分かるかな。
いくら他のポイントが出来たとしても
スイング軌道が下から上に振ってなければ
スピンなんてかかるワケない!
まぁでも「テニスは下から上に振るんだよ!」って
誰でも初心者の頃、単純にそう教わっただろうから
逆に出来なくて苦しむような人は少ないかもね。
後ろから前へスイングするのが癖になっている人は
ちょっと始めは苦戦するかもね。
バックのストロークが、そういう人多いかな。
僕も以前はそうだったしね。
ボールは擦り上げるように薄く当てる
これが一番難しい!
僕が説明するのも、皆が実践するのも!
このポイントの解説では
出来れば『当てる』や『打つ』って表現はあんまり使いたくない。
『当てる』や『打つ』って、ラケットでボールをしっかり厚く当てる
って表現だからねぇ。
スピンをかけるってのは、しっかり当てないんだよw
しっかり擦るって表現が正しい。
『薄く当てる』って感じなんだよね。
ちなみ音で言うと。。。
『パコッ!』じゃなくて『カシュ!』
分かるかな?w
まぁ~それが分かってる前提として話すわぁ。
ボールを薄く当てる、薄く擦る、カシュ!っと打つ。。。
これが出来るようになる為には
ボール全体を潰すように当てるのではなく、
ボールの手前部分を、ちょい下から撫でるように擦り上げるような感じで打つんだよね。
だから打つ時のラケットヘッドとグリップの位置関係で言うと
ヘッドはグリップよりも前になるような振り方になると駄目だし、
グリップもヘッドより前になるような振り方になると駄目!
ヘッドとグリップの前後の位置は同じである事が重要!
そして下から上に擦り上げるワケだし、
さっき書いたポイントで、
ヘッドの位置はグリップより低い位置でテイクバックしないとならないから
擦り上げるタイミングでグリップを支点にして
手首を使ってヘッドだけを下から上に
スライドさせないとならないんだよね。
その流れで腕全体、ラケット全体も下から上に振る
って感じなんだよ!
これはなかなか文書だけで説明するのは難しい!
この表現の仕方で正確分かってくれればありがたいんだけど、
分からなければ、僕のプライベートレッスン受けてみて!
打点は通常より身体に近め!
これはそこまで重要なカテゴリーではないかもしれない。
だけど出来るならやった方が良いね。
打点の位置をいつもより身体に近めで打つと良い。
何故かと言うと、身体に近い所で打った方が、
身体の内転を使う事ができ、スイングの推進力が増して
スピン量が多くかかるから!
僕なんかはトップスピンロブを打つ時なんかは
打点を位置を身体に近めにして打つ事を結構心がけてるよ。
よりスピンが力強くかかるからね。
ストン!って上がって落ちるのさ!
ただこれは、逆クロスに打つ時には使わない方が良いかな。
真っ直ぐ打つ時や順クロス方向へ打ちたい時が良いね。
どういった場面でスピンを活用するか
前章では、メインである打ち方のポイントが分かったと思う。
じゃ~ここでは、そのスピンをどういった場面で活用すれば良いか。
これを知っておかないと打ち方を知って、打てるようになっても
全く意味がないからね。
って事で、活用場面は以下の通り!
✅直線的な打球じゃなく落差のある打球でタイミングをズラしたい時
✅相手平行陣の足元にストンと落としたい時
✅ストロークラリー戦で相手が取りづらい深く弾むボールが打ちたい時
✅トップスピンロブを打ちたい時
主にこういった場面で効果を発揮するよね。
こういう場面の時に打てないと『攻める』『守る』の手札がなくて
ポイントを失って、結果勝てない。
って流れになってしまう。
だからスピンは必要なんだよ。
スピンを打つ練習方法
打ち方のポイントを知って、どういった場面で活用すれば良いか。。。
これらが分かったとしても、打てるようになってなければ
意味がない!
なので僕がよく生徒さんがスピンを打てるようにする為の
手順というのを紹介するよ!
STEP1:ショートラリーでスピンをかける感触を掴む
STEP2:手出しのボールをスピンで打てるようにする
STEP3:球出しのボールをスピンで打てるようにする
STEP4:ラリーの中でスピンを打てるようにする
大体この順序かな。
STEP1からスピンが打てるようになったら
次のステップへ順番に進んでいきスピンを打てるようにすると
試合でもスピンが打てるようになるよ。
スピンを打つ時の注意点
練習する時も試合で打つ時もそうだけど、
知識として覚えておいてほしい注意点が1つあるんだよ!
それは。。。
相手の打球の軌道によって、スピンを打つ難易度が変わる!
これなんだよね。
これを知らないと、ただ闇雲に来た打球を
何でもかんでもスピンかけて打とうとしても始めは上手く出来ない。
しかも上達の速度が遅くなってしまう!
最終的には、どんな打球にもスピンをかけて打てるようにならなきゃ
ダメなんだけどね。
ただスピンを練習し始める時にはスピンを打ちやすい弾道に対して
練習していった方が良いんだよね。
ではスピンを打ちやすい相手の打球は?って言うと。。。
緩めの山なりの打球の軌道
逆に難易度が高い打球というのは。。。
直線的で速い打球の軌道
これなんよ!
要はスピンは下から上に擦り上げるから、
当然上から下へ落ちてくる緩い山なりのボールの方が
擦り上げやすいよね。
逆に直線的で速いボールを、タイミング合わせて
下から上にスイングして擦り上げようとしても
タイミングがかなり合わせづらい!
初めて練習する時は勿論、試合で使う時もそういうのを考慮すると
スピンが打ちやすくなるね。
気をつけてね。
まとめ:まず焦らず少しでも良いから順回転がかかるように!
それではまとめるよ!
【スピンを掛けるストロークの打ち方】
✅グリップの高さよりヘッドの位置を低くする
✅打点は低く
✅スイング軌道は下から上に振り上げる
✅ボールは擦り上げるように薄く当てる
✅打点は通常より身体に近め
【スピンの活用場面】
✅直線的な打球じゃなく落差のある打球でタイミングをズラしたい時
✅相手平行陣の足元にストンと落としたい時
✅ストロークラリー戦で相手が取りづらい深く弾むボールが打ちたい時
✅トップスピンロブを打ちたい時
【練習方法】
STEP1:ショートラリーでスピンをかける感触を掴む
STEP2:手出しのボールをスピンで打てるようにする
STEP3:球出しのボールをスピンで打てるようにする
STEP4:ラリーの中でスピンを打てるようにする
【注意点】
相手の打球の軌道によって、スピンを打つ難易度が変わる!
難易度低:緩めの山なりの打球の軌道
難易度高:直線的で速い打球の軌道
これを読んでみても人それぞれで、
すぐ出来るようになる人や、なかなかしっくり出来ない人をいると思う。
なかなか出来ない人は、何か原因があるから
しっかりポイントを見直してみながら、繰り返しチャレンジすることが大事!
もし少しでもボールが順回転出来たなら、それはスピンが打てた事!
あとはその擦り具合も、もっと増やしてあげれば比例してスピン量も多くなる。
それはもっと薄く当てたりとか、薄く当てつつスイングスピードを増したりとか、
そういう事をやっていくとスピン量は増していくから
どんどんチャレンジしてみてね♪
頑張ってください!!
『出張プライベートレッスン』『オンライン相談』の詳細
テニスはしているけど、友人とのテニスはゲームばかりでショット練習とか自分が上手くなる練習が出来ない方や、テニススクールには通ってて満遍なく各ショットを打つけど特化したショット練習が出来ずに上達感がないような方。
そんな方々に格安でプライベートレッスンなどの個人レッスンをして、短い時間でも効率的に上達できるようコーチである僕と打ち合いながらアドバイスします。
【レッスン申込フォーム】
https://ssl.form-mailer.jp/fms/deaff152756699
【スケジュール】
【料金】
【出張プライベートレッスン詳細内容】
【全国オンライン相談・リモートレッスン詳細内容】
【申込からレッスンまでの流れ】
【対応エリア】
オシャレなデザインのテニスウェアショップの詳細
【756 Tennis Shop】
Tシャツやハーフパンツ、パーカーなど
オシャレで格好良くて可愛いを取り揃えた
オリジナルイラストデザインの
テニスウェアショップを始めました!
コメント